クリーニング屋さんも激戦区です。ワンルームマンションが多いせいでしょうか?
そこで、近所のお好み屋さんバトルを取り上げてみました。
一番古くからあるお店で、広島で昔からある典型的なお好み屋さんです。自宅から約50mの所にあります。
次に古いのが「ぽんた」。自宅から約10mの所にあります。ここは開店当時はあまり評判がよくなかったのですが、噂では上の写真のお店に焼き方を習ってからは評判が良くなりました。
数年前に、突然、チェーン店の「カープ」がオープンし、「ぽんた」のお客さんを取ってしまいました。ここは自宅から約20mの所にあります。「ぽんた」さん可哀そうだナ!! と思っていたら・・・
仕事柄、このような店舗の変遷を面白く観察させてもらっていますが、私が子供の頃は「新しいお好み屋さんにはシバラく行くな。鉄板にまだよく油が馴染んでいないから、おいしいモノが焼けない」と言われて育ちましたが、最近はそうでもないようです。また、お好み屋さんも店のファサード(外観)や内装を含めた雰囲気づくりが大切な時代となったのだなと感じています。
「競争の原理」では、一番に客が集中し、四番は生業として生き延びれるが、二番と三番は上と下から攻められるから経営が難しいといわれます。さてこの「お好み屋さんバトル」ではどこが生き延びることができるでしょうか? ただ言えることは、2軒しかお好み屋さんが無かったときと比べると、この地区でお好み焼きを食べる人の数はあきらかに増えているようです。
2年前に息子が東京から帰ってきた際、紙屋町で同時に2軒のお好み屋さんでお昼を食べて、食べ比べをしたことがあります。だから、2軒までだったら同時に食べ比べる自信は今でもありますが、4軒となると全く自信がありません。
また、お好み屋さんは今では年中お好み焼きを売っていますが、私が子供の頃は秋冬春は「お好み焼き」と「おでん」、夏は「かき氷」を売る原爆未亡人のオバちゃんが生業としてやるのが「お好み屋さん」で、それぞれに独特の味がありました。ソースも自家製のものが多く、メーカー既製品を使うのは邪道とされていました。あの頃が懐かしい思いもします。
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