2012年4月19日木曜日

PFドラッカー365の金言より のオマケ 4

<< 本文 >>  私が最も重視しているPFドラッカー先生の言葉です。
成果をあげる者は、仕事からスタートしない。時間からスタートする。計画からもスタートしない。
何に時間がとられているかを明らかにすることからスタートする。
次に、時間を管理すべく、時間を奪おうとする非生産的な要求を退ける。
そして最後に、得られた時間を大きくまとめる。

(コメント)
少々、意味難解な教えです。
私は、仕事で成果をあげるためにはその仕事に「集中」することが大切である。
そのため、仕事を始める前に「集中できる時間」を確保することが必要となる。
集中できる時間を確保するためには、非生産的な仕事(例えばテレビを惰性で見る、意味の無い世間話しや噂話しをする等の成果を生まないこと)を止めることが必要である。
非生産的なことを止めて時間を確保し、更には雑用によって分断されがちな自分の時間を纏め、大きな時間の固まりを確保することが必要である(会社によっては電話取次・打合せ等を禁止する時間帯を設けて社員が自分の仕事に集中できる時間帯を設けている会社もあります)。
その上で、その時間帯に集中して仕事に取り組むことが成果をあげる秘訣だと先生は教えられています。
そして、大きな時間の固まりを確保できたならば、自分がしなければならない仕事に優先順位(「重要性」と「緊急性」)をつけ、優先順位の高いものをその大きな固まりで処理するようにすることが必要です。
何故ならば、人間は集中するとその人の持つ能力以上の力を発揮することができますが、集中しなければその人が持つ力以下の能力しか発揮できなくなるからです。
優先順位の低い仕事は空いた時間を利用して処理していきます。
電話やインターネットが普及して情報が氾濫する世の中では、自らの時間を如何に管理していくかが成果をあげるための大きな秘訣となります。兎に角、注意すべきことは「惰性・習慣に流されない」ようにすることです(「日々新たなり」の気持ちが大切)。

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