2011年7月31日日曜日

リーダーシップに関する本

久しぶりにリーダーシップの本を読みました。
バブルが弾けてからは、社員の自立化、コーチング等が主流を占め、リーダーシップ論が余り論じられることがなくなっていましたが、この本には現代のリーダーに求められることが列記してあり、大変に読み易く、わかり易い本でした。
マネジメントはいかに効率的に経営資源を使うかを管理する手法・考え方であり、その前提となる「どんなことはすべきであり、どんなことはすべきではないか」を決めるリーダーシップ(方向性を示すもの)が正しくないと、PFドラッカーが「やらなくても良いことを効率的にやることほどムダなことはない」ということになってしまうと思います。

2011年7月30日土曜日

企業グループ統一化の相談

企業グループとして統一性をもたせようとしている会社の相談に応じるためにある企業にお伺いした。
常務からお話しを聞いていると、常務の前職が銀行員だったせいか、経費を削減することに主眼が置かれているような気がした。
そこで、親会社が子会社に何かを押し付けると子会社の反発を招くだけであること、そのため、親会社と子会社が3年後のあるべき姿をバランススコアカードを使って話し合って、協働・共考して、あるべき姿を共有することが必要であること。また、経費の削減を第一目的にして改革を進めると業績が低迷する可能性が強いので、生産性をいま以上に高くするための対策を考えるように勧め、お金と人とモノの使い方を変えることで効率UPと競争力強化を図ることを目的に改革を進めるようアドバイスした。
こんなときには、まず最初にグルーブ間相互の考え方の違いや仕事のやり方の違いを「見える化」することと同時に3年後のグループ各社の「あるべき姿」を話し合い見える化することが必要となるので、まずは「5S運動」と「3年後のあるべき姿をバランススコアカードをベースに話し合うこと」をお勧めした処、本社において5Sが徹底されていないことが判り、そこにもメスを入れる必要があることがわかった。こんなときに役に立つのが下記の本。古い本だが、営業部門・開発設計部門・生産技術部門・工程管理部門・資材購買管理部門・物流管理部門・経理部門・総務部門等々に分けて、具体的に記載してあるので非常に助かる。
それに加えて「業務プロセス改善マニュアル 中央経済社」の「赤鬼たいじ」を同時展開すれば一層効果が高まる。
基本はPFドラッカーのいう「今の現状を考えて、今もしそれをやっていなくても、今からでもそれをやろうとするか?」という「3年後を見据えたゼロベース発想」が必要なことは言うまでもないこと!!
書籍名「見える化で管理・間接部門まるごと大改革」
出版社「日刊工業新聞社」
著者「五十嵐瞭、小坂信之、小林啓子」

2011年7月29日金曜日

遡り昇給と月額変更届

大震災の影響で4月頃は先行きが全く見えなくなってしまい社員の定期昇給を順延せざるを得なかった会社で、今後の業績見込みが大分見込めるようになったので、8月支給の賃金支払時に4月まで遡った昇給を行うことになった。
この企業とは事務受託契約をしていないので手続きは全て会社の人が行うのだが、滅多にないケースなので年金事務所に確認した上で必要な手続きを伝えた。
年金事務所の回答では、8月分9月分10月分の賃金を元に月額変更届を提出してくださいとのことであったから、その旨を会社に伝えた処、「え~、そんな手続きが必要なの・・・(月額変更自体をまるで知らなかったような感じ)」とうことであった。念のためにと考え、伝えておいてよかった!!

自己PRについて


自己PRが下手なので、先日、創業者向けワンコインセミナーに出​席してトレーニングを受け、その上で書籍「スティーブ・ジョブス​ 驚異のプレゼン」という本を読んでみました。
①聞き手が「なぜ気にかける必要があるのか」と興味を持たせるこ​とが必要
②誰も思いつかなかった世界一のアイディアを思いついても、周り​を説得できなければ意味がない
という部分だけはよく理解できました。

2011年7月28日木曜日

労基署調査

労基署調査が無事に終わった。指摘事項は医師の所見をもらうようにという程度で、長時間労働チェックリストは労基官も気にいったようだ。しかし、会社担当者が安心したせいか、色々と質問したり意見を言うものだから、3時間もかかってしまった。過去、最長の労基調査だった。

2011年7月27日水曜日

退職した取締役の退職金と功労金

退職した取締役の退職金に功労金を加算するか否かで取締役会が開かれ、私も参加するように言われた。
私が、「辞めた取締役に加算しても業績は良くなりません。片や、いま一生懸命に努力している従業員さん達の定期昇給を地震の影響で半年凍結しているではないですか!!もし退職した取締役に功労金を加算する余裕が会社にできたのなら、それを原資に従業員さん達の定期昇給を繰り上げて実施してください」と言った処、話しは二転三転したが、結局は私の主張がを認めて貰えた。
どうも、この会社は取締役の私利私欲が強く、マネジメントの軸を見失っている取締役が多いようだナ!!

2011年7月26日火曜日

長すぎる会議

昼過ぎに必要書類を預かるため顧問先にお伺いしたら会議の最中で、担当者が抜け出して来て書類を預かった。その後に別な顧問先に立ち寄り、先の顧問先で預かった書類をハローワークで処理した後(約2時間後)に再度お伺いしたら、まだ会議中であった。再度、担当者は会議を抜け出して来てくれたが、会議で疲れ果てていた。
長すぎる会議は、主催者も参加者も気力が持たない。特に、この暑さだから、体力だけでなく集中力と持続力が低下している。
私論だが、夏場の会議は1時間で打ち切るべきだと思う。それ以上の時間を必要とする会議は、準備不足であるか、議題の的が十分に絞り込まれていない証拠だ。集中力を持続させる訓練をうけたとしても、大人は2時間が限界だそうだ。だから、暑い夏はその半分の1時間で会議が終わるように準備しなければいけないと思う。長過ぎる会議をすると、参加者は部分的なことだけを覚えてしまい、かえって決定事項が徹底できなくなる反作用があることに注意した方が良い。

2011年7月25日月曜日

創業ワンコインセミナー 自己PRトレーニング

自己PRするのが下手だからと考え、自己PRトレーニングに参加してみました。しかし、参加してからタイトルの先頭に「創業」とついていることに気づき、創業者向けのセミナーであることを知りました。しかし、「まあ午後7時から2時間の短いセミナーだし、トレーニングと言うから何かを実践させるのだろうナ。初心に戻れて丁度いいや」と考え最後まで参加してみることにしました。
ところが、クーラー嫌いの私には部屋が寒すぎたのか、途中でお腹が痛くなり、トイレに直行するハメになってしまいました。お腹がおちついてからセミナー室に戻ってみると、みなさん一生懸命にトーニングをしていたので、私もセミナーの復活しました。
やっとセミナーも終わり、家まで散歩がてら歩いて帰っていると、途中の本川橋の上に見慣れた人がいるので声をかけてみたら、小学生のときの同級生の人でした。彼は本川橋のうえから「すずき」を狙って釣りをしていました。彼曰く、「相生橋と本川橋の間はすずきが沢山いるんだヨ。ほらほら、あそこを見てごらん。あそこにいる」と言って水面を指さすのですが、私には見えません。私は、セミナーよりもこっちの方が私にとって訓練になるナと考えながら、橋の上で小一時間話しをしながら、「あそこにいるすすぎは疑似餌を喰いそうにないな!!」「こっちのすずきは疑似餌に喰いそうなけど型が小さすぎるナ」など彼が話すたびに水面に目をやり一生懸命に探しましたが、結局は見えませんでした。
結局、自己PRトレーニングでは得るものがあったが、橋のうえでの同級生との会話では得るものがなかったナ。でも久しぶりに会えたのだから良かったナ。

就業規則の届出

就業規則を届出するにあたり、届出事業場一覧表により、56店舗分のうち4店舗分だけをマトメて届出ようとしたら、本社分と一緒でないからマトメて届け出ることはできないと言われた。仕方が無いから、従来通り各店別に就業規則を整帳して届け出ることにした。しかし、この企業は56店舗全ての就業規則意見欄の署名捺印が揃うには1ケ月以上かかるから、結局マトメて届け出るのは届出が遅くなってしまい無理と言うことになってしまう。
この制度は、1冊の就業規則に各店の意見欄だけを添付しておけばいいので、会社が各店別に就業規則を保管する必要がなくなること、本社管轄の労基署から各労基署に就業規則を郵送してくれること等から良い制度だと思って初めて利用しようとしたが、もっと簡素化してくれないとこの制度は使えない。

2011年7月24日日曜日

試算表のチェック

先日の経営幹部会議で経費率が上昇している懸念を抱いた支店長からの質問に十分な回答が出来ずにトンチンカンな回答を社長がしていた。
この会社は顧問契約をしていますが、事務・諸届は一切手伝わなくて良く経営アドバイスさえすれば良い会社です。危機的状況はどうにか乗り切った感があるものの、今後の趨勢を把握するためには今が一番大切な時期なのです。それなのに、試算表が出来上がったのは会議の直前!! これでは分析もできず、対策を考えるユトリもありません。
だから、遅くとも毎月20日までには試算表を完成させるように指示していたのに今月に限って遅れてしまった。
どうも経理部長の意識が
①「試算表の集計作業」が終われば自分達の「仕事」は終わりと考え、仕事で一番大切な分析と対策立案が欠如している感が強い
②単月の試算表だけでは意味がなく、昨年や前月と比較して初めて意味があるものだ
という意識が欠如していることに問題があるようだ。
集計作業だけならアルバイト学生や入社直後の従業員にもルールと作業方法さえ教えればできる時代です。何も高給を取っている部長がやる必要はありません。「誰がすべきか」「何時までにすべきか」を考えないため目に見えない不要な経費がかかっていると考えます。こんな意識だから経費率があがり、会社全体の歯車もうまくかみ合わないのだろうナ!!
こんなときは、コンサルタント的で恰好の良い外科的手術を行うのではなく、漢方的処方箋を投じながら会社体質を変えていくのが一番良いようだ。
その後始末で、急いで試算表を私方のパソコンに入力して昨年比、前月比、Zチャート等で検討してみたら、経費率は寧ろ下がっており、キャッシャフローも問題ないが、在庫がかなり増加していることが判った。こんなときは、「誰が正しいか」ではなく「何が正しいか」を考えなさいとPFドラッカー先生が勧めていたナ!!

2011年7月21日木曜日

自分の能力を120%引き出す方法

雑誌「能力を120%引き出す10の方法」GIBtommorrow2月号増刊を図書館で見つけたので軽い気持ちで読んでみたら。結構おもしろいことが書いてある。脳の働きを活性化する方法、胆力を鍛える方法などもあり、読み方によっては大変に参考になる。
兎に角、早起きすることが必要のようだナ!!

2011年7月20日水曜日

利益を生み出す逆転発想

暑さを避けるため本屋さんに入ったら「利益を生み出す逆転発想」という本が目に留まり、思わず読んでしまいました。結論は「顧客の立場になって考える」といたって月並みでしたが、本の中に色々と出てくる事例が具体的で頭の体操になりました。

2011年7月19日火曜日

複数の事業所(支店)の就業規則を一括して届け出る

支店が56店舗ある企業の就業規則を変更することになった。
数年前に就業規則を初めて制定するときはこの会社の状態がよく把握できていなかったので、通常通り1事業場ごとに行ったが、余りに大変だったので、一括して就業規則を届け出る方法を労働基準監督署から習い、今回はそのやり方ですることにした。
これだと、届け出るのは本社管轄の労基署だけでよく、そこに全支店分を提出すれば各労基署に郵送してくれるとのことであった。これなら少しは手間が省ける。
しかし、三六協定の届出は労働組合がなければ一括して届け出ることができないこともわかった。
台風が来ているので営業活動が制約された一日だが、とてもよい勉強になった。

2011年7月16日土曜日

余りの暑さのために・・・忘れてた!!

土曜日を利用して、賃金データほか資料だけを預かる先を数件回っていましたが、1軒一番遠くにある先を忘れていました。慌てて会社にお伺いしたら、担当者も社長も待ちくたびれたのか帰宅済で、資料だけが女性従業員さんに預けてありました。社長!!ごめんなさい。余りの暑さのせいか、歳のせいか解らないけど忘れてました!!

事業再生の相談

先週、事業再生の相談をある企業から受けました。その日は午前3時まで十分に話しをお聞きして、そして、残るのも地獄、会社整理するのも地獄となるから、その地獄を乗り越える意志が固いことを何度も社長に確認しました。
その上で決算書、試算表、資金繰り表などを精査し、この企業を生き延びらせるか、整理してしまうかを検討しました。ただ、株式会社という法人形態をとってはいるものの実質個人事業と変わらないこと、そして手形等を一切発行していないので会社を倒産させることは難しいこと、銀行借り入れを圧縮し従業員を全員整理解雇すれば個人事業主として事業を継続することが可能であること、銀行借入れの連帯保証人に実弟がなっているので社長が自己破産は避けるべきであること他を昨晩再確認し(また午前2時まで話しをしました)、個人事業主として現在の業種を継続させるにはいくらの売り上げと利益を確保する必要があり、それが可能性としてどうなのかということも検討しました。更に、顧問税理士さんとも打ち合わせをすること、知り合いの弁護士さんからも知恵を借りること、広島県中小企業再生支援協議会にも知恵を借りること、他もお勧めしました。多分、どの相談先でも民事ADRによる会社整理を勧めると予想しますが・・・。
ヤレヤレ、事業再生でも特に会社整理の場合は、当事者である社長自身がわが身が置かれている状況を正しく理解していないこと、そしてこれから発生するであろうことに社長が無知なため恐怖感だけが先行しているのでその恐怖感を無くさせることに当初は専念する必要があり、個人事業主的法人の場合は、中々、着手するまでに時間と労力とがかかってしまう。
しかし、キャッシュフローが枯渇する寸前にまできているので、いかにソフトランディングさせるかは至難の業だナ。

2011年7月13日水曜日

障害者雇用状況報告書

今頃になって障害者雇用状況報告書を提出して貰いたいという企業が現れた。期限はとっくに過ぎている。しかし、内容を見て納得。法定雇用人数を二人下回っている。多分、社内で障害手帳を持っている人を慌て探していて提出が遅れたんだろうナ。
提出後にペナルティの説明をしておこうと思ったら、やっぱり誤解していた。年間5万円ではなく毎月5万円ですヨ(ただし、今は特例があるので安くはなりますが)と説明したら、驚愕されていた。
多分、近日中に障害者限定の求人をされるであろう。

2011年7月12日火曜日

労働基準監督署調査

労働基準監督署の調査を受けることになった顧問先がある。事前に色々な資料を再確認し始めたが、暑さのため気力が長続きしない。歳だナ!!
しかし、この企業はよく労働基準監督署の調査を受ける先だ。前回は約1年前に広島北労働基準監督署が支店の調査をした。今回は広島中央労働基準監督署が別な支店4ケ所を調査するという。調査自体はどうということは無いが、人間がすることだからミスもある。事前によく調べておかないと思わぬ指摘をうけてしまうからナ・・・。

2011年7月11日月曜日

組織活性化計画

やる気がある人が活躍できる職場であるためには、どんな意見でも自由に発言できる雰囲気が重要だ。そして、社内で肩書きを外した自由闊達な意見交換ができるようになったら、
①経営にかかわっている実感が持てるようにする。
②自分が成長している実感が持てるようにする。
③ちょっとしたチャレンジができる。
④アイディアを具現化できる。
⑤職場での連帯感を感じるようにする。
⑥自分のことを気にしてくれている、認められているという実感が持てるようにする。
⑦自分の仕事に誇りが持てるようにする。
以上の点に留意して組織活性化計画を進めれば良い。
月刊 総務より

2011年7月9日土曜日

労災の手続き

日常業務として労災手続きは行っているが、細部で不明なことがたまにある為、久しぶりに本を読んでみた。そうすると、頭の中で経験則を断片的に覚えていたことが体系的に整理できた。わかり易いハウツー本でしたが、時間があれば読まれることをお勧めします。

2011年7月4日月曜日

ビジネス・ブログに顔写真を載せることを拒否する人の懲戒

ビジネス・ブログに全社員の顔写真をのせたいのに反対する社員がいるので、その人達を懲戒しても良いか?との問い合わせがあった。
思わず「考え方が少し違うと思いますヨ」「ブログはやる気のない人に無理やりやらせたり、顔写真を載させたりしても、良い成果は得られませんヨ」「社長のブログの目的は何ですか?」「顔写真を載せた方が良い成果が出やすいとどこかで聞いたから顔写真を載せたい訳ですよネ」「良い成果を上げることが目的なんだから、強制したり、協力しなかったら懲戒しようと考えずに、出来ることからやり始めて、楽しみながら良い成果があがるようにすべきではないでしょうか?」と一機に話してしまった。
手段が目的化してしまい、目的と手段を取り違えていらっしゃったようだ。

2011年7月3日日曜日

書籍の紹介

どの企業も、社員をいかにして動機づけるかで悩んでいることが多い実情ですが、この本はハーバードビジネス・レビューで、色々な調査結果が記載されていました。
特に「上司が部下に期待をし、その期待に沿うように部下と接しなければ、部下は成長しない」・・・ピグマリオン効果がおもしろかったです。出版社はダイヤモンド社です。

2011年7月2日土曜日

必殺、配達人!!

算定基礎届が終わった顧問先に資料を届けて回った。50ccバイクに乗って、炎天下に1日で120km相当を走ったら、流石に疲れてしまった。まるで郵便配達のおじさんのようだナと自分でも思った。それでも知恵を使い、早朝に海の近場にある企業を回り、太陽が昇る頃には涼しい山間部の企業を回るようにしたつもりだ。でも、やっぱり無理があるようだ。あ~、疲れた!!そういえばゴルフ場の顧問先では久しぶりに駐車場が満杯になっていたな。よかった、よかった。

2011年7月1日金曜日

固定残業代と差額支払いによる逆転現象

数年前に労基署調査で残業代未払いを指摘された会社に固定残業代制度を導入したのだが、その会社から一般社員と係長クラスとで賃金の逆転現象が発生するのをなんとかならないだろうか、と相談された。
数年前に固定残業代制度を導入した際には左程問題とならなかったが、数年経ち、係長クラスから不満の声があがりだしたようだ。確かに当時は最低賃金をクリアーさせた上で固定残業代を最大値にすることが目的だったから、発生してもしょうがないと考えられる問題だ。
そこで久しぶりにその企業の諸手当を再度検討した処、主任手当が安いこと以外に、住宅手当が妻帯者と独身者に区別はされているもののそれぞれでは一律支給されているため、早期に妻帯者となった一般社員の時間単価が高く、主任となっても独身者のままでいる人の時間単価が安くなっていることに気が付いた。そこで、住宅手当にメスを入れ、逆転現象が発生することを取り敢えず防止することを勧めたことは言うまでもない。
その上で、数十年間給与体系を変更していないので、そろそろ実態にあうように再検討されること、高齢者の賃金水準がかり高いので年金とのバランスを検討して最適賃金に修正することをお勧めした。
そして更に、残業時間数が多い会社だったので、労働安全衛生法の関係から残業時間数を削減させるべく業務改善を進めていくことも勧めた。