2012年4月22日日曜日

PFドラッカー365の金言より  オマケの7

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意思決定は速さが重要なのではない。
意思決定すべき事柄を増やしてはならない。
意思決定は速さではなく、その内容が重要である。
そして、意思決定には集中が必要である。

(コメント)
先生の言われる通りだと思います。
私もシバシバ意思決定を急ぐ余りに判断ミスをしてしまうことがあります。そのため、意思決定には「焦り」が大敵であると肝に命じています。そして判断ミスに気づいたときには素直にミスを認めて誤り、修正するように心がけています。基本的に意思決定は時間との競争状態になりがちの傾向がありますから、時間的に追い込まれない工夫をすることが必要です。ブレイクスルー思考法では「壊れる前に直せ」という原則があるので、これを習慣化することが追い込まれた意思決定をしないためには大切です。
そして、意思決定には「集中できる環境」をつくることが先生の言われる通り必要だと思います。忙しい最中に片手間に重要な意思決定をしてはいけません。ミスをする原因となります。また、疲れいてるときや、深夜時間帯に意思決定をしてはいけません。独善的な判断をしてしまいます。私は、重要なことは業後に考え直し(その場で直感で判断もするが公言はしない)、しかも一晩自分の頭の中で熟成させ、そうして早朝に再度考えたうえで最終の意思決定するようにしています。何故なら、早朝の時間帯は誰にも邪魔されることなく、電話もなく、冷静に、かつ論理的に考えることができる「集中できる時間帯」だからです。そして更に、最も重要な事柄は3回(3日)考え直すようにしています。その上でベストと自分が思えるものを選択する決定を下します。
更に、PFドラッカー先生は「意思決定すべき事項を増やしてはならない」とも教えられています。その為には、権限移譲すること、自分ひとりで抱え込まないこと、意思決定すべきことに優先順位をつけること(「急ぐ」ことからではなく「重要」なことから決定を下す)を普段から心がけることが大切です。

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