2011年6月7日火曜日

社会保険労務士が頼りなさそうなのですが、どう思いますか?

「いま、ある社会保険労務士に障害年金の手続きを依頼しているのだが、どうも頼りなさそうなのですが、どう思われますか?」との質問が電話であった。「そんな事を私に訊かれても困る」というのが本音であり、同業者のことは絶対に悪くは言いたくない。
しかし、色々とお聞きしていると、障害年金は厚生労働省の担当官が総合的に判断して決めるためその社労士さんは極めて親切な人で、「大丈夫です」とか「私に任せてください」とか迂闊なことは一切言わず、「やっつてみなければ何とも言えません」と言っているそうである。ただし、主治医は障害年金の認定をされることは難しいと言っているそうだった。しかも、ご本人は厚生年金ではなく国民年金の対象にしかならないそうだから余計にハードルは高い。
そこで、「この人にはコーチング技法でお話しをするしかないな」と思い、その社労士さんがやったことを聞き出して、思わず「私でもそうします。それは親切で責任感の強い社労士さんですヨ」とお伝えしたら、えらく納得して安心して頂いた。
因みに、この会話で、顧客との信頼関係を築くことの大切さを改めて思い知らされた。

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