2012年4月11日水曜日

PFドラッカー365の金言より 241

<< 本文 >>  「非営利組織の経営」
成長に必要なものは「責任」である。あらゆるものがそこから始まる。大切なのは「肩書き」ではなく「責任」である。責任をもつということは、仕事に相応わしく成長したいといえる処まで真剣に仕事に取り組むことである。責任に焦点を合わせるとき、人は自らについてより大きな見方をするようになる。
自己啓発に最大の責任を持つものは、本人であって上司ではない。

(コメント)
成長する人は、与えられた仕事で一流になろうとします。その結果、その仕事で必要となる事柄を学習し、成長します。与えられた仕事に責任を持とうとして真剣に取り組みます。そこでは「肩書き」「地位」「権限」は関係ありません。自らに権限が無い場合には、その権限を持つ人を巻き込み協力してもらいます。
「権限がない」「地位ではない」「肩書きがない」というのは「出来ない理由探し」にしか過ぎません。成長する人は、丁度「大きな時計の歯車を最初はユックリ、ユックリと回し始める」ように、責任を果たすために一途に学習を続けて成長していきます。
成長した結果として、「肩書き」「地位」「権限」が後からついてきます。

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