2012年4月14日土曜日

PFドラッカー365の金言より 244

<< 本文 >>  「マネジメント・・・課題、責任、実践」==>本文が少々解り難いのでアレンジしています。
人の強みを生かし組織として成果をあげることが、マネジメントの権限の基盤である。

(コメント)
マネジメントの権限の根拠は、「人の強みを生かすこと」であると先生は随所で指摘されています。メンバーそれぞれの「強み」を組み合わせて生かすことで、それぞれの「弱み」を意味のないものにし、組織としての目的を達成すること(=成果をあげること)がマネジメントの役割であり、権限の根拠であるということです。
従って地位に甘んじて一方的な指示や命令ばかりを出す人(上司)、あるいは逆に全くの自由放任で指示も命令も出さない人(上司)には、マネジメントが持つ権限の根拠が無いことになります。
マネジメントの目的は「組織の目的を達成すること」ですから、組織の目的が達成できるようにメンバーの強みを生かした対策を練り、その上でメンバーに指示・命令を出すことが必要となります。

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