2012年2月16日木曜日

PFドラッカー365の金言より 187

<< 本文 >>  「ネクスト・ソサイエティ」
あらゆる組織が、生き残るために、起業家的なシステムをもたざるを得ない。
①資源を費やす価値のなくなった製品、サービス、プロセス、市場、流通チャネルを「体系的に廃棄」していくことである。
②「改善を体系的に継続」して行っていくことである。
③成功したものについて「新たな展開を体系的に」図っていくことである。
④「体系的にイノベーション」を行い、最も成功している製品さえ、「自ら陳腐化」させていくことである。
これら4つの起業家的なシステムは、もつことが望ましいのではない。今日を生き残るためには持たざるを得ないのである。

(コメント)
ここで先生が教えられたいことは「計画的・体系的な廃棄・廃止」が組織活性化のためには必要不可欠なことであるということだと思います。
過去の歴史を振り返ってみますと、過去からの慣習に固執したり、現在に満足した瞬間から、組織の衰退が始まっている例は幾多見受けられます。
そして、先生のこの教えは論語の「一日を新たな気持ちで、日々を新たな気持ちで、また一日を新たな気持ちで」という言葉からもたらされているような気がします。

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