2011年12月16日金曜日

PFドラッカー365の金言より 125

<< 本文 >>・・・・・過去3日間は連続したテーマです。今回が結論に相当します。
擬似分権制は事業でないものを事業であるかのように組織する。
分権化した組織単位に自立性を与え、自立したマネジメントをもたせ、少なくとも擬似的な損益について責任をもたせる。
各組織単位は、便宜上定めた価格によって互いに取引する。あるいは、コストに2割の料金を課すことによって擬似利益を計上する。

(コメント)
これって京セラの稲盛さまが唱えているアメーバー型組織のことじゃないですか? アメーバー型組織の原点はPFドラッカー先生にあったんですネ!!
各部局の「責任」と「役割」を明確にして権限移譲し、自立させ「具体的な利益」を計上(貢献を見える化する)させる。その上で、全体(全社)に対する求心力を失わさせないようにする。
会社組織運営の要と言えます。こうすることで社員が成長し、会社全体も成長できます。

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