2011年12月21日水曜日

PFドラッカー365の金言より 130

<< 本文 >>
ビジネス・チャンスを探すときには
①すでに起こっている社会的な変化(人々の意識や行動の変化)で、それまでの(自分が持っていた)「常識に合わないもの」は何かを探すことである。
②その変化が本物であることを示す証拠があるかを探すことである。
③もしそれが意味ある変化であるならば、いかなるビジネス・チャンスをもたらすかを問うことである。

(コメント)
忙中閑あり!! 週末の連休からお正月にかけて考えられることをお勧めします。暇なとき(緊張感のないとき)に考えても良い智慧は働きません。忙しい今こそ、朝30分早起きして考えるべきときです。変化がよく判らなければ、5年前と比較してみれば良いと思います。
今年の大きな事件では、東北大震災やタイの洪水による部品・資材の供給停止というサプライチェーン上の問題が発生しました。消費者にはスマートフォンが確実に浸透し、コミュニケーション手段が変わり始めています。人気グループIKBではメンバー同士で競争をさせています。アルコール・喫煙離れが確実に進行しています。これらはいずれ大きな変化をもたらすと思います。その中で、いかに自社のビジネスチャンスを創り出すかがこれからの会社の盛隆を決めて行くことになります。
例えビジネスチャンスを見つけることができなくとも、今の自社が社会の大きなトレンド(潮流)から外れていないかはチェックすべきです。変化はユックリと始まり、ある日一機に普及する時代となっていますから、早期に新しいビジネスチャンスを「模索する」ことが大切な時代です。

0 件のコメント:

コメントを投稿