2011年8月23日火曜日

PFドラッカー365の金言より 10

疑似分権制は(独立した)事業でもないものを事業であるかのように組織する。
分権化した組織単位に自立性を与え、自立したマネジメントをもたせ、少なくとも疑似的な損益について責任をもたせる。各組織単位は、便宜上決めた価格によって互いに取引する。あるいはコストに2割の科金を課すことによって疑似利益を計上する。
あらゆる部門に収益性をもたせ、競争させることが大切である。


(コメント)
コレって京セラの稲盛さまが唱える「アメーバー経営」の原点ですよネ!! しかし、大企業や中堅企業なら兎も角、一人のひとがアレもコレもしなければならない中小・零細企業では無理です。中小・零細企業が大企業の真似をしても上手くいきません。しかしながら、中小・零細企業こそ、一人ひとりの従業員に収益意識を持たせ、各々に良い意味での競争をしてもらうことが必要です。そして、これは中小・零細企業で人数が少ないからこそ可能なことです。京セラも昔しは小さな町工場にしか過ぎなかったのですから・・・・・!!

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