2011年9月4日日曜日

PFドラッカー365の金言より 22

直感にたよることなく、明確でシンプルな事業の定義をもつことが、成功する事業の特徴である
事業を定義するときには
①組織をとりまく環境(社会、市場、顧客、技術)
②組織の使命(経済や社会に対し、何を貢献するつもりかを明らかにする)
③コア・コンピタンス(組織の使命を達成するうえで必要な中核的能力)
を明らかにすることが大切である。

(コメント)
わが社(部署)を知らない人に説明するときに、「わが社(部署)はこんな会社(部署)です」と簡潔に説明できることが大切です。ツイッターで74文字に記述できる位に簡潔であることが望ましいと思います。
孫子の兵法でも「敵を知り、己を知らば百戦百勝疑いなし」と言っている位に、己(わが社)を知ることは大切なことです。
わが社(部署)を簡潔に表現することができて、初めて満足できる成果が挙げられるようになります。
大半の組織が初期は極めて明確に定義できます。しかし、歳月を経ると共に複雑化し定義することが難く(アレやコレやの状態に)なってしまいます。その結果、力を集結させることができずにマンネリ化し衰退の一途をたどり始めます。
変化の激しい時代だからこそ、己を見失わない為に、自社の事業を定義し直してみましょう。会社組織が大きくなったと喜んでいたら、実は単なる「一時的な肥満」に過ぎなかったということが無いように定義した事業の充実を図っていきましょう。

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