2011年11月23日水曜日

PFドラッカー365の金言より 102

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組織における意思決定は、4つの観点から分類される。
①影響する時間の長さ
②影響を及ぼす範囲
③考慮に入れるべき定性的要因(行動原理、価値観、信条等)の数
④問題が繰り返し発生するか、稀にしか発生しないか(反復性)
そして、意思決定は
(a)行動に近い低いレベルで行わなければならない
(b)影響を受ける全ての活動を見通せる高いレベルで行わなければならない。
意思決定のレベルに関わるこの相反する2つの原則から、個々の活動をどこに位置づけるかが明らかになる。

(コメント)
重要な意思決定を行うときに、惰性や感情に流されて決めてしまうことが無いようにするために、「一息ついて」、先生が言われる4つの基準で整理し直して2つのレベルがバランスする処で意思決定すると良いと考えます。
しかし、人間は感情の動物ですから、これが中々できません。そのため「一息おく」ことが大切です。

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