2011年10月14日金曜日

PFドラッカー365の金言より 63

通常、仕事についての助言は「計画せよ」から始まる。もっともらしく聞こえる。問題は、それでは上手くいかないことにある。計画は紙の上で消える。よき意図の表明に終わる。実行されることは稀である。
成果を挙げる者は仕事からスタートしない。時間からスタートする。計画からもスタートしない。時間が何にとられているかを明らかにすることからスタートする。次に、時間を管理すべく、自らの時間に対する非生産的な要求を退ける。そして最後に、そうして得られた自由になる時間を大きくまとめる。
従って、時間を記録する、整理する、まとめるの三段階にわたるプロセスが、成果を挙げるための時間管理の基本となる。

(コメント)
これはFPドラッカーの大変有名な言葉です。
これが出来るようになるためには、部下や他人に仕事を頼むときには、「何時(日)までに・・・完了してもらいたい」と言うのを口癖にすれば良いと思います。そして、自分のやるべきコトに対して、「何時(日)までに完了する」というタイムリミットを設けるようにすることです。
こうすることで、やるべきコトに「集中」して取り組むことができるようになります。細切れ的に行っていては、良い成果は得られません。集中すると、人間は物凄い能力を発揮できるようになります。
いずれにしても、良い成果を挙げるためには「集中」することが必要であり、集中できるためには自由になる時間を自らが創り出していくしかないと考えます。

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