2011年10月17日月曜日

PFドラッカー365の金言より 65

(コメント)
重要な仕事をしようとしたり、良い成果を挙げようとするときには、それを「行う時間を確保すること」から始めることが必要です。時間が細切れになっていては、仕事が中断されるため集中することができず、重要な仕事や良い成果を挙げることは難しくなります。そのためには、普段から自分の時間を管理する習慣を身につけることが必要です。

<< 本文 >>
成果をあげるためには、大きな時間の固まりが必要である。
時間を管理するためには、自由になる時間をまとめなければならない。
このことは、特に他人と一緒に働くときにいえる。
方向づけや、計画や、仕事の仕方について15分で話せると思っている者は、単にそう思い込んでいるだけである。

(コメント)
細切れに発生する「自由になる自分の時間」をいかにしてマトメて大きな固まりにするか!! その固まりの中で、如何にして「集中して仕事をするか」が、良い成果を挙げられるか否かの分岐点となります。
いずれにしても、「集中して仕事をする時間と環境を確保すること」が良い成果を挙げる秘訣となります。
社会保険労務士の国家資格にチャレンジするときに、学校の講師から「合格したければ1年間で3600時間は学習しなさい。そうしないと、運よく合格できたとしても、開業後に苦労しますヨ」と言われ、毎日10時間ほど勉強しました。そのためには、友達と飲みに行くことを止め、テレビを観ることを止め、食事は1回15分以内に済ませるようにする等して学習できる時間を確保していきました。集中して行うと、それまで大嫌いだった法律のことが判るようになり、少しずつですが理解できるようになりました。良い成果を挙げようとするときには、自分の日常生活の中の非生産的な行動を廃棄して時間を確保していくのが一番の早道だということを、このときに体感することができました。

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