2011年10月27日木曜日

PFドラッカー365の金言より 75

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自らの強みと仕事のやり方がわかれば、機会を見つけることができる。それは自らの強み、仕事のやり方、価値観を生かす機会である。同時に、貢献をなすことができる機会である。ただし、そのためには、いかなる貢献をなすべきかを知らなければならない。
自らの果たすべき貢献を考えることは、知識の段階から行動の段階への起点となる。
何に貢献すべきか。換言すれば、いかなる違いをもたらすことができるか。この問いに答えることが、つかむべき機会を知るうえでの助けとなる。実際にそのような機会が現れたとき、つれを掴むことができる。
①何が求められているか?
②何に貢献するか?
③いかなる成果をあげるか?
である。


(コメント)
何のこっチャ?
何を先生は言われたいのか解り難い文章となっているようです。MSR流に文章を逆から読んでみてください。
まず最初に、
①何が求められているか(解決すべき課題・問題は何か)? 
②何に貢献(何を変えるべきか)するか?
③いかなる成果をあげるべきか(いかなる違いをもたらすことができるか)? 
を考え、
④その仕事の仕方や手順を考慮したうえで、
⑤自らの「強み」「価値観」を発揮することができるように心がけていると
自らに与えられたチャンス(機会)を発見できるようになる、と先生は言われているのではないでしょうか?
実は、私が相談相手のお話しをお聴きするときには、以上のことを意識してお訊きするようにしています。
(1)『この人は何を、どのようにして、どのように変えたいのだろうか?』
(2)それに対して、私の知識やノウハウをどのように発揮すれば相談相手の期待に沿う結果が得られるであろうか?
(3)また、良い成果が得られるために不足している私の知識やノウハウにはどんなものがあるか? その不足を補うことが今からでも間に合うか?
と無意識のうちにも判断し、可能とわかれば私のビジネス・チャンスとし、不可能と判れば適任者をご紹介するようにしています。

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